大波の会 日記

カテゴリ:過去の日記( 2 )

数年前の京都の多頭飼育現場

もう八年以上になるでしょうか…詳しくは過去の活動(参照)京都の多頭飼育崩壊、当時80頭ほどの犬が居た大変な現場でした。
毎日毎日暑い日も寒い日も犬の世話に通いつめ、いろんな事で思い悩んだ現場でした。 土地がなくなると言うことで犬達はこのままでは保健所行きだといわれ、あたしたちは最悪でも保健所での処分はさせないと心に誓い、最悪安楽死をしなければならないかもしれないと覚悟したあの時。
でも、京都から三重に犬達を移動する事ができ六年を経て犬たちも残り一匹となり、当時一番若かった子が最後の一匹となり今も数年頑張っています。
今はその時のお世話人の方がご自宅で普通の飼い犬としていつか近い将来来るであろう、最期の時まで一緒に居てくれることになってます。
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この前、その[最後の一匹]のこうチャンが肥満細胞腫になって手術をうけたので、当時のメンバー4人と三重まで会いに行ってきたのです。
もう14歳になりますからね… 数年ぶりに会ったこうチャンは すっかり白髪だらけになり老けてしまって …
三重に月1で通って居た頃はあたしたちが行くと雄叫びをあげてあんなに喜んでお迎えしてくれてたのに…そんなこともすっかり忘れてしまったかのように…無表情で、知らない人たちが来たから嫌…みたいに外に出て犬小屋にこもってしまいました。

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時の流れにすごい寂しさを感じました。

犬の一年がどんなに早いかということを…。
こうチャンは里親に何度か出されたことがありましたが、犬の群の中でずっと育ってきたこうチャンはとても普通の生活ができず、泣き叫び戻ってきました。
だからそれ以降にうちで少し、慣らしのために預かりをして様子見をしたことがありました。
頭のすごくいい子だったため、あたしが連れ帰った時は殆ど泣くこともなかった。
あの頃が懐かしい…。
こうチャンには、みんなの分も少しでも穏やかに長く生きてほしいと思います。

★物資ご協力のお願い
詳しくはこちらの記事をご覧ください
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皆様からの温かいご支援をお願いしています。
是非大波の会ホームページもご覧下さい。

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by onaminokai | 2012-10-13 23:58 | 過去の日記

大波の会発足当初の現場

随分前、そう、まだあたしが活動し始めのころだったかなぁ・・・
自分の器以上の頭数のいる犬の現場に、お手伝いとして入り、後に関わってしまった問題の大きさに、初代大波の会メンバー共に毎日悩み、考え、いろんな考えが飛び交う中、何度もぶつかりけんかもしたことがあった。

毎日のように世話人と共に、暑い日も寒い日も雨の日も雪の日も、犬達の世話に明け暮れ、毎日のようにメンバーとミーティングをしていた。
何が正しいのかさえ見失いそうになりながらも、当時の初代大波の会メンバーと必死に最後まで頑張ったレスキューがあった。
(過去の活動項目、野良犬ハウスもう限界?新聞に記載されました。京都メインテインライフのホームページもご覧下さい)

この現場を終えたのは実はつい半年ほど前のこと。
いろんな人にお世話になり、協力を頂きました。
当時、犬は80頭を超える数だった。
それを一人の世話人が毎日世話をしていたのです。

たまたまうちからそう遠くないその場所は、付近でも有名な犬屋敷状態だった。
元飼い主は捨てられた犬たちを自ら拾い、保護し、その場所に捨てに来た者からも引き取り、避妊去勢も済ませないで放し飼いをするうちにあっという間に犬は数100頭を越えたという。

世話人が雇われ入ったときには、300頭位はいたという。

犬達は、あまりの頭数にけんかは日常茶飯事で、かみ殺される犬がいたり、生まれた子犬もすぐに取り上げないと殺される、というようなまさに地獄絵図のようだったと。
飼い主は無知だったせいでどうすることもできずにいたが、その現状を変えたのは世話人だった。

当時大家金持ちだった飼い主は、世話人に説得させられ避妊去勢をするようになった。
まずはメスだけをやっていくことで頭数の制限をし、だんだん減っていったという。
あたしは、当時ブリーダーの繁殖犬のレスキューをしようとしていたので、その保護場所を探していたときだった。

思いきってその世話人に、場所を貸してくれないかと友達と出向き交渉したのです。
その代わり、その犬達のお世話も手伝いたいと。
あたしが入ったときはすでに飼い主は高齢で、入院などされていて会った事はなく、世話人が一人で犬の面倒を通いで見ていたので、あたし達のレスキューのことも理解して、場所の提供をしてもらえることになった。

運良くあたし達のレスキューした犬たちが、半年ほどで無事に里親さんのもとへ行き、場所を借りてきたお返しとして、そのまま引き続きそこの80頭の犬たちのお世話をさせてもらうことになった。

当時は十分な餌代も出ていなくて毎日確か、頭数が頭数だけに20キロから30キロ消費し食べるという恐ろしい状態だった。
だから、こちらが少しでも自腹でフードを買って届けていた時期もあったけど、後にうちの呼びかけでフード提供をしてくださる団体や個人さんが出てきてくれて、新聞の取材まで来て、だんだん随分金銭的には楽になってきたんですけど。

毎日世話に通うも、オスで去勢をしていない子は多かったからけんかは絶えず、朝一番に現場に行くと、けんかの末無残な死に方をしている子がいたりして、朝行くのが本当に恐ろしく足がすくんだこともあった。

けんかで死んだとしても、自由に広いところで遊ばせたいという世話人と、少しは狭くなっても、犬同士の相性でグループ分けをして頭数制限をして、せめてけんかで無残な死に方をさせないようにという、こちら側の考えの違いもあったりで、かなりもめたりもして、あたしだけ出入り禁止になり遠方支援しかできなくなった時期もあった。

今思えば本当にいろいろ考えさせられた一つの現場で、つらかったけども、一つのいい思い出、そして経験。

飼い主は、結局最後までこの子達を見ていくことはできず、途中、その土地は売りに出され、そこを追いやられる羽目になって、あたし達はもうついに犬たちを守れないとピンチを迎えたけど、何とか財産があったから、最後まで弁護士や後見人を通して犬たちに十分ではなかったけど、何とか生きていけるもの、土地らを残してくれて、飼い主としての責任は果たしてくれた。

土地が売れて、地方に70匹近い数を大移動させる日、前もっていろいろと密な段取りをし、予定を立て、当日、たしか夜の10時くらいに集合となった。
メンバー他、当時の協力者、飼い主サイドの顧問弁護士事務所の方達、行政の方達等総勢20名くらいの人達が来てくれたんじゃないでしょうか。
遠くからは神戸からも。ご夫婦で来てくれた人達もいた。

大きな犬を入れた総合計30キロから40キロもあろうかというほどの重い檻を、大きな門は錆びつき開かないので、人が一人通れるほどの出入り口しかないので役に立たず、結局ブロックベイの高いところから犬達をあげ下ろす作業が続いたこと。
その捕獲作業終了は、夜中の12時を軽く回っていたと思う。
3tロングの大きなトラックが2台。
夜中の国道一号線沿いの現場にスタンバッテくれた。
手配してくれたのは弁護士事務所の方達だった。
人に触らせない子達も半分くらいいたので、捕まえて檻にいれることさえ、なかなかままならず大変な戦いとなった。

7月の終わり頃だったため、夜中とはいえかなりの暑さだったし、なにより犬達の負担を考えると、途中休憩をしたとしても散歩やトイレには行かせられないので、夜中に出て、早朝には新たな現場に移せるようにしなければならなかったのです。

トラックの運転手さん含め、数名が現地まで車で移動してくれたのです。
もちろん徹夜。

現場に行くにはくねくねした本当に狭い山道があり、あたし達からすれば普通の車も通れるの?ッて言うくらいの道を、3tロングが2台共ぎりぎりのところまで行ってくれたというのだから本当に驚きました。
ドライバーに同行してた女の子達は、みんなあまりにも見事な運転技術に惚れこんでしまっていた。
プロとはまさにこれ。

あのときの出来事は本当に感動的で、仕事でもないこんな大変な作業を手伝ってくれた人達に本当に感謝、感謝で、何ともいえない熱い思いがこみ上げてきたのを覚えてる。

何故、ビデオ録画でもしてなかったのだろうかと後で悔やんだほど。
全く余裕なんてみんな無かったけど。

十分一つのドキュメンタリ-だった。

マスコミでも呼んどけば良かったかな~って。

あの現場に関わったおかげでかなりあたしは精神が鍛えられました(笑)




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バザーに出店します。
場所:京都市役所前
日時:6月14(日) 10:00~16:00
皆様是非お越し下さい。
(ブース番号は当日にならないとわかりません)
雨天の場合は、21日(日)に延期

また、商品が少なくなってきています。
頑張って売りますので、是非とも物資のご協力よろしくおねがい致します(送り先等の詳細は下記HP参照下さい)。
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皆様からの温かいご支援をお願いしています。
是非大波の会ホームページもご覧下さい。

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by onaminokai | 2009-06-10 21:12 | 過去の日記



京都を拠点とする犬・猫のレスキュー日誌
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