大波の会 日記

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山の猫

以前から関わっていた、犬の現場のすぐ近くに
猫の現場はありました。
なんか、結構いるみたい…とは思いながら、当時の私は犬の事で
手一杯で、とても猫の事まで手を出せずにいたのです。
なので不本意ながら、関わらないように避けてきました。
もちろん、フードも与えたりせずに。

でも犬の現場の犬が減っていくに連れ、
猫達がこちらの現場へ移ってきた為、さすがにそれを無視することはできずに
個人的にちょくちょくと避妊・去勢手術をしてはいたのですが、
だんだん無責任な餌やりさんが増え、猫達がそれによって繁殖能力を備え、
あるときから急激に増加したように感じました。

子猫は増え、その為時には車に轢かれたり、カラスにやられたり、
犬にやられたり、人間に悪さをされたりと目に付くようになってきました。

そんな中、山に詳しい人から、「猫取り業者をみた」と聞いたのです。
これはもう、コツコツしている場合じゃないし、おちおち放っていくわけにも行かず
早速今回取りあえず30匹位を目標に、横つながりのボランティア団体などの力も借りて
一気にやってしまおうと言う事で、踏み切ったわけです。

いったい何匹くらいなのか・・・?

50匹くらいいるかもしれないと考えていますが、なんせ山なのでよく分かりません。
とにかく、繁殖能力制限を大幅にしないと恐ろしい事になります。
急がないと!
病院の支払いは待ってもらえても、猫達は待ってはくれません。

先週月曜から始めて、既に10匹以上は捕獲成功!
かなり雌が多いみたいで、若い子もとても多い。
毎日山に通って、捕獲し、順次手術に出している状況。
ただ、一時預かり様も今のところ2件しかないので
数が間に合わない状態で、頭の痛いところです。

手術前後は体力をつけさせる為に保護します。
これが私達にとって一番つらいところです。
そこそこ人馴れしていたり、弱弱しい子をリリースするのは
本当につらく、気が滅入ります。

でもそこは心を鬼にしないと、私達がパンクです。
なるべく感情を入れずに、ひたすら、ただひたすら
手術目的だと…割り切るしかない…。

捕獲した時にできる処置は全て先生にお願いしています。
猫達にとっては迷惑な事で、人間の勝手なエゴでしかないけれど
子猫を沢山みすみす殺させるわけにはいかないのです。
死ななくてもいい命が現状として沢山ある、
これだけは忘れず、今後どうにかして避けたい事実です。

1匹、手術前に亡くなった猫がいます。
捕獲してから全く食べようとしなかった子。雌でした。
元気そうに見えたものの、もしかしたら病気を持っていたのかもしれません。
きっとストレスによって、なにかが悪い方向に行ってしまったのでしょう。
捕獲していなかったら、もっと山で生きていたのかもしれない。
でも、子供を産んで、またつらい思いもしていたかもしれません。

なんにしても、結果として1匹でも死へとつながった事は
気持ち的につらい事です。
この子にはかわいそうな事をしたという気持ちが残ります。
私達のせいかもしれない。
こういうことがあると、本当に何が正しいのか分からなくなります。
やりきれない気持ちも多いです。
生まれてくる命を喜べないこの現状に、
新しい命を増やす事はできないと言う事。

あくまでここは自然界ではない世界だから。

もしも、無責任なのは飼い主や、餌やりさんがいない世界で
動物達だけで生きているのならば
こんな事はしなくていいのだけれど。

今、無責任な餌やりさんに、私達の活動を邪魔されています。
「私達の楽しみを奪うのか」「餌をやって何が悪い」「自分達がいるから生きていけるのに」と。

子猫が無駄に命を落とす事に(からす・車・犬にやられたり事故にあったりすること)
何の痛みも感じないらしい。
それは全て仕方の無い自然の事だというのです。
そして、私達が手術をする事で、子猫を見る楽しみが奪われると。

母猫は、子猫を育てるのに本当に自分の命を削っているのです。
自分の命を守るのでさえ大変な毎日の中、
さらに子猫たちを守ろうとする母猫はきっと「必死」で「命がけ」なはず。
餌やりは、自分達の都合で気の向いたときにしかやりはしないし、
全ての子達が満足するだけのご飯の量をやるはずも無い。
本当に冗談じゃない。

「俺の猫に手を出したら、許さん!」
というおじさんもいるほど。
本当に信じられません。
『俺の猫』????
はあ~~~????って感じです。
『俺の猫』なら自分で連れて帰ればいい。
きちんと飼ってくれればいい。
山においている意味も無い。

なぜこんなに無責任な人間が増えてしまったのか。
常に犠牲なのは動物ばかり。

いずれにしても何をいわれようが勝手だけど
この人達にひるんでいる場合ではないし、あまり相手にしている時間もない。
第一、話のわかる人たちでは全くないし、
理解してもらうために労力を使おうとも思わない。
多分私達の理屈は一生分かる事も無いでしょうから。

餌をやる事はこの際何もいわないけど、こちらの邪魔をしないで欲しいだけ。
戦わなければ。
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by onaminokai | 2007-11-25 23:25 | 活動日記

山の犬

山に住む犬に関わって、数年がたちます。
当時山にいた犬達は6匹
これ以上増やすわけには行かない、繰り返される犬達の不幸はもう終わりにしたいと
避妊・去勢手術をするべく、関わってきました。

しかし、なかなか思うように事は進まず、かなり大変な現場となっています。

雌は2匹、雄が4匹
まずは雌から、と言う事で動いたものの、なかなか警戒心が強くて手こずりました。
その為、子犬が産まれてしまい、なんとか数日で保護する事ができ里親様を見つけました。

当時生後まだ3ヶ月くらいの子犬だったのが『チビ』。
今山に一人でいる子。

この子は捕獲に失敗して取り逃がしてしまった子で、
それ以来なかなか去勢することもできなかった一匹です。
山で産まれ、山で育った唯一の子。

チビ達の親はもう亡くなってしまった『ボス』と『ママ』で
この二匹は寿命を全うしました。
ボスとママは本当に仲がよくて、ママを避妊手術してからリリース(またもとの場所に戻す事)
をしたのですが、ある日突然ボスが姿を消して亡くなった後、
また一匹、と後を追うようにママも亡くなったようでした。
かなり、山を探してみたけれど姿が見つけられず、
どういう状態の最期だったのかは分かりません…。

ボスとママは、人に飼われていた経験のある子達です。
人にさんざん裏切られ、決して私達にはシッポをふらず
近寄ってくる事も無かった、頭のよい子達でした。

山の生活があの子たちにとって幸せだったのかはわからないけど
少なくとも、人と一緒に暮らしていた頃よりは幸せだったのかなと、思いたい。。。

ママを山に帰す前に。私はもう「一度人との暮らしもいいもんだ」と
思って欲しかったし、さんざんママをリリースする事を辞めようかと、悩んだけれど
ママの人間に対する恐怖感は相当で、
人の足音、手、気配、全てが怖いようでプルプルと振るえ
全く人を信じようとしませんでした。
人間に相当な、怖い目にあわされたのだと思うと、
人と暮らす事は、ママにとって毎日の恐怖となるだろうと想像できたし
そんな生活をわざわざさせなくてもいいのではないかと、悩みました。

結局、ママをボスのいる山に帰す事を決意した私は、
ゲージを開けた瞬間、そこで待っていたボスとの再会に大喜びで
ゲージから飛び出していったママを見て、初めて
「これでよかったんだ」
と思えたのです。

そのママとボスの子供、チビはもう4~5歳になるのだろうか。

一番おちびさんだったあの子には、もう親もいなくて
ついに一人ぼっちになってしまいました。
あの広い山で、これから何年、生かされていくのだろう。。。。

これから厳しい山の冬が来る。

先日チビの冬支度を終えました。
取り残されたチビのことを考えると、これでいいのかと考えてしまいます。
私はチビじゃないから、どうしてやる事がいいのかずっとわからなくて今になりましたが
仲間はいたほうが、きっといいに決まっています。

だけどあそこに犬を増やす事はありえない。
人との暮らしを体験させようか・・・。
でもあの住み慣れた場所から遠ざけることにチビの幸せがあるとは思えないのです。

今チビに、自由があって、食べ物があって、暑さ・寒さ・寂しささえなければ
結構いい暮らしができているのかもしれない。
人との暮らしのメリットはチビにはあるのか・・・
もしかしたらそれは「危険がない」って事だけかもしれない。

チビが不憫に思うのだけれど、山での捕獲は生か・死か、極端な二択になってしまう事を
考えると今はチビの死というリスクをしょってまで捕獲・去勢手術をうける
必要性があるとは思えません。
なぜなら、今のチビの状態ではそんなに長く生きる事はできないと思うから・・・。
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しかし先日、その決意を揺るがす出来事があったのです。
未去勢のチビのいる山に、2匹の雌が現れたのです。
2匹は成犬で、若い。
1匹はどう見ても発情中だったのです!

この現場も残すところチビだけだと思っていたのに
最悪な気持ちでした。

これが現在。預かり先・里親様募集中の茶々とクウです。
人馴れしていなければ手術をしてからリリースする予定でしたが
かなり人馴れしていた事もあり、あの場所にこれからも置いておく事は
やはりできませんでした。

数日考えたあげく、保護し、里親様を探す事にきめました。
2匹はとても賢く保護をしに行った時は
既に1匹の警戒心は強くなって、もう1匹は人間に虐待でもされたのでしょうか、
どうも蹴られたようで片足をビッコしていました。
人に寄って来なくなってからの、捕獲の大変さはよくわかっていましたので
もう猶予はないと思い、すぐに捕獲する事に決めました。

2匹は幸い、健康でフィラリアもなく
無事、避妊手術も済み健康に過ごしています。
まだまだ若いのでしつけが必要と思われます。
若いので、新しい家庭にもなじみやすいと思います。
ペットショップへ行く前に、この子達に会ってください。
愛を必要としている子は、ペットショップではなくここにいるのです。



大波の会ホームページ
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by onaminokai | 2007-11-25 21:13 | 活動日記

変身!ごんちゃん

以前飼育放棄現場からレスキューされたmix犬のゴンちゃん。
レスキュー当時は、外に係留されたまま常に緊張しきった毎日を送っていた為
体はどろどろ、性格はピリピリ・・・だったのですが
一時預かり様宅でこんなにキレイでやわらかい表情のゴンちゃんに変身しました。

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是非下↓の「tags」から以前のゴンちゃんをみて比べて見てください。

早く、ずっと一緒にいてくれる家族を見つけてあげたいです。
体一杯でうれしさを表現する、愛らしい子です。
写真写りは、実際あまりよくなくて
実際会ってゴンちゃんのすばらしさは分かっていただけると思います。
お散歩の時や、ボール遊びのときなんか、とっても素敵な笑顔をするんですよ。

是非毎月第4日曜に開催している、譲渡会でゴンちゃんと触れ合ってみてください!

その他、ゴンちゃんのりりしい写真はこちら
動物・ペット
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by onaminokai | 2007-11-10 00:40 | 里親募集 【犬】

クリーム色のニャンコ♪

下の黒猫と同じ飼育放棄現場からのレスキュー猫です。
黒猫ちゃんととても仲良し。
ちょっと珍しいシロっぽいクリーム色がとてもキュート。
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まだ若いので新しい家族にもすぐに慣れると思います!
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by onaminokai | 2007-11-05 23:06 | 里親募集【猫】

きれいな黒猫

飼育放棄現場からのレスキュー猫。
同じ現場でレスキューされたクリーム色の猫と
とても仲良し。
やんちゃざかりな10ヶ月です。
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人もだいすきです!
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by onaminokai | 2007-11-05 23:01 | 里親募集【猫】

最近のアムちゃん!

先日の大波の会譲渡会(毎月第4日曜開催)に
アムちゃんがフリースを着て参加!
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まだいい出会いのないアムちゃん。
僕の未来の家族はどこにいるのかな~・・・。
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by onaminokai | 2007-11-05 22:47 | 里親募集 【犬】

おっとりさんのブチ犬、小次郎です!よろしく!

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経緯…
迷子件の保護です。
ずっと放浪していて保健所につれていかれるところを脱走し、保護されたラッキーな子です。

雄3歳から 6歳?年齢不詳。
健康診断 ワクチン 去勢手術済み。
14キロ。フィラリアなし。

性格は猫や人には大丈夫。
犬は相性がありますが 普段はおだやかなおっとりさんでかなりの甘えん坊でかわいいこです。
お散歩は少し引っ張ります。
それと脱走癖があります。

室内で十分飼えますが室内室外兼用飼いでも大丈夫です。

ブチ柄のキュートな小次郎(仮名)をよろしく!!
小次郎にいい家族が見つかりますように!!
f0146804_22345162.jpg


小次郎のほかの写真はこちらからチェック!!
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by onaminokai | 2007-11-05 22:40 | 里親募集 【犬】

マユゲ犬 サチちゃん

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おっとりさんのサチちゃんの写真集です。
きれいな写真が沢山撮れましたのでこちらからご覧になってください!
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by onaminokai | 2007-11-05 22:26 | 里親募集 【犬】

シェパードMIX(?)とラブMIX(?)の親子

f0146804_22145063.jpg

経緯。。。。山に捨てられた子たちのようでしたが
まだひとなつっこく,雌で発情中か、まじかか、終わりころだと思われたことと、
人に蹴られたようなびっこをひいていたこともあり
保護を決行しました。

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一歳から2歳位?
雌 健康診断、ワクチン、避妊手術済み
フィラリアなし
至って健康。

とてもかしこい子です。
少し怖がりなところはありますがすぐ慣れますし
とても甘えたさんのかわいい子です。
その他の写真はこちらからどうぞ!
下の↓黒の子の母犬と思われます。


f0146804_22181758.jpg

黒 七か月~一歳位

健康診断 ワクチン 避妊手術済み
フィラリアなし 14キロ。
至って健康

まだまだ子供なのでおちつきはなく いたずら大好き。
性格は人がすきで フレンドリー。
ラブの性格がかなり強く かなりハイパーな部分もあります。
散歩は十分な量がいるようですので時間には余裕のある方で
しつけもできる方がのぞましいでしょう。
お茶目な彼女の写真はこちらから!

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2匹ともに 多分今まで鎖につながれて飼われた事がないようなので
繋ぎ飼いで一匹にして ほおっておくと 鳴きます。
室内飼いか敷地内のフリー環境下が望ましいです。
やはり仲はいいので 2匹で飼っていただけたら
一番この子たちは幸せだと思うのですが。。。。
よろしくお願いします。
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by onaminokai | 2007-11-05 22:21 | 里親募集 【犬】



京都を拠点とする犬・猫のレスキュー日誌
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