ペットショップ店員の意識について
基本的にあたしは生体販売をしているお店、ペットショップやホームセンターには行かないと決めている。
何故なら、きちんとした生き物の扱いもできず、その生態にあった管理もできないような店に対して売上貢献はしたくないと思っているから。 それでもたまに行くこともある。 これは、実際自分の目で偵察するため。 現状把握。 この店は最悪と思っていても、数年たつと変わることもあるかもしれない・・・というわずかな期待もこめて。 まぁ、大概それはごく普通に裏切られるけど。 先日友達があるショップに行った。 「両親がもう70を超えているんですけど、ずっと柴犬を飼っていて死んだので、やっぱり寂しいと言っているのでまた子犬でもプレゼントしようかと思ってるんですけど・・・・」と、何も知らない素人のフリをして聞いてみたらしい。 実は彼女はその道のプロであり、生体を置いていない店を構えている。 「でも、もう親も歳だし、やっぱり子犬も大変だし柴だと大きくなるし、チワワとか小さい犬の方がいいでしょうかね?」とも言って見せた。 にもかかわらず・・・店員は無責任にもこう言った。 「そうですね~、でもやっぱりずっと柴を飼っていはったのなら、柴がいいかもしれませんね。」 全く、何も考えていませんよね。この店員。 教育すらされていません。 所詮こんな店のトップが、生体である生き物を命として扱っているわけはありません。 犬が売れれば、猫が売れれば、後はどうだっていいわけですよ。 その後の不幸なんて全く関係無いわけです。 それが「商売」として生き物を扱っている店ということなのです。 あたし達はこうやって時々店に探りを入れるのです。 皆さんも是非やってみてください。 良い店と悪い店の区別。 いい店員のいるお店はやはり上層部がしっかりしているということ。 教育が行き届いているお店は、それなりにお客さんといえども、きちんと説明ができ、駄目なものはうまく納得いくよう説明をすることもできるはず。 無責任にも、本来、無責任で飼えるべきではない飼い主にも売ってしまう。 ここがそもそもの不幸の始まりなのです。 生き物を命としてまともに扱えないような店の犬、猫は買わないでください。 何故ならそういうお店の犬はきちんと健康管理がされていないということ、不健康だということ。 子犬が健康であるということは、親がいい環境の元にいること、きちんとした管理の元、いい食事をし、清潔なところで育っているということになります。 コストをかけずに育てられ、不健康な栄養状態の悪い親の母乳を飲む。 安価な餌を食べさされ、劣悪な環境の元で育った子には、虫もいれば、いろんなウイルスだって発生しかねない。 そうなると当然、買った子犬がパルボだったり、ジステンバーだったりして、即入院で即死亡という場合も少なくない。 買う側、消費者も正しい知識を持ってお店に反論でき、突っ込めるようになって賢くなって欲しいと思います。 いい加減なお店からは絶対に買わない。 安いから・・・そんな問題じゃあないということ。 きちんとしていれば、コストは高くなるのは当たり前。 ただ、それが本物か、嘘ものかを見極められるのは自分の知識しかない。 買う前=飼う前には必ずいろんな事、勉強してください。 命は簡単に努力もなしに扱えないということ。 それは犬、猫だけのことじゃあない。 子供もそう。 育て上げるって、本当に大変なこと。 **************************************** バザーに出店します。 場所:京都市役所前 日時:6月14(日) 10:00~16:00 皆様是非お越し下さい。 (ブース番号は当日にならないとわかりません) 雨天の場合は、21日(日)に延期 また、商品が少なくなってきています。 頑張って売りますので、是非とも物資のご協力よろしくおねがい致します(送り先等の詳細は下記HP参照下さい)。 *************************************** 皆様からの温かいご支援をお願いしています。 是非大波の会ホームページもご覧下さい。
by onaminokai
| 2009-06-05 20:24
| 雑記
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