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大波の会 日記

ジム・ウイリスの詩

先日の日記に書いた多頭飼育崩壊現場もそうだったけど、その前に手がけたブリーダーからのドッグレスキューも本当にきつい現場だった。
そんなのが続いていたものだから、当時もう何がいいのか悪いのか、どうすることが正しいのか、しまいにはいったい何がしたいのか、何をするべきなのかさえわからなくなってきて、もしかしたら自分達のやっていることは意味の無いことなんだろうか・・・・とまで自己嫌悪。

そんな時、一人のメンバーがあたしに渡してくれたのがこの「詩」
今活動に憤りを感じ、迷っている人にぜひ読んでもらいたい。
きっと勇気が出るから・・・
そしてそれは間違いではないって事、わかるはずだから・・・・

《彼らのヒーロー》

たいしたことが出来ていない、と心配しているならそんなことはない、やっています。

”心配していない人”だけが、なにもやっていないのです。

あまりの問題の大きさに圧倒され、問題の重さに押し潰れそう、と感じているなら、忘れないで。

これは、重荷を分け合っている仲間がいることを。

数が集まれば、大きな事を成せるということを。

全部を救うことが出来ない、それにたった一匹が助かったところでどうなる?と思いあぐねているなら、救われた一匹の喜びを思ってみて。

救ってあげられなかった彼らのために悲しんでやって。

それは、彼らの命への賛美なのだから。

彼らの命を無駄にしないで。

あなたの”意見”ではなく、”やったこと”を誇りにして。

量よりも、あなたの努力の質のほうが大切。

自分の足りなさを許して-

思いやりだけで十分なことだってある。

誰でも何かできる、できることをやればいい。

親切な言葉と優しい手が、全てを変えることだってある。

人々の問題のせいで、心に怒りが湧き上がってきたら覚えていて。

あなたの人間性と、その人間達が解決策でもあるということを。

具体的に必要なものに専念し、個々に注意を向けて、個々が全体を作るのだから。

かわいげのない、つまらない、汚れて傷ついた姿でなく、それを超えた彼らの魂を見て。
彼等が癒されることを助けて。

彼らの目は、魂の窓、そしてあなたの誠意の鏡。

全ての種属、全ての生き物が、この地球を生命の連鎖で共有しています。

私達を分裂させることよりも、似たものにすることに気にかけて。

政策、ルール、規定は絶対的なものではないから、それらを賢く、思慮深く解釈して、用いて。

あなたの心の声を聞いて。

時には、私達は自分が一番恐れていることをやらなきゃならない。

自分自身と自分の信念に忠実であって。

家族は、もしかしてあなたを見捨てるかも。

友達達にがっかりさせられるかも。

他人は、あなたをあざ笑うでしょう。

人々は、自分の理解できないことを避けます。

彼らが理解できるよう、親切に、そっと、穏やかに、助けてあげて。

全ての命に敬意が払えない人々は、気の毒な人達です。

犯罪者は、被害者と同様に、彼ら自身も援助が必要なのです。

許してあげて、そして例を示して教えてあげて。

人に教えることができるよう、あなたが勉強して。

憎しみがベースになった活動が、うまくいったためしは無く、怒りは英知をかき消します。

あなたの声は、荒野の叫びかもしれない、それを尊重されうる声に変えて。

話すよりも、より聞くこと。礼儀正しく信頼のおける人であること。

人に助けを求めること、を学んで。

決して真実を放棄しないで。

泣くには、多くの強さが必要だということを知って。

全ての敗北から私たちは学ぶのです。

子供達は、我々の希望-  教え育てて。

自然は、我々の遺産-  保護して。

動物は、我々の同胞-   彼らから学んで。

あなたの報いは、物質的なものではないけれど、意味深く、あなたの勇気は、どんな困難をも、切りぬけるでしょう。

どんなに嵐の雲が暗くても、胸が張り裂ける悲しみが、どんなに深くても決して忘れないで。

私たちが、彼らのヒーローだということを・・・・
                                   

                           《ジム・ウィリス》

***************************************
皆様からの温かいご支援をお願いしています。
是非大波の会ホームページもご覧下さい。

by onaminokai | 2009-06-16 20:43 | 雑記
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京都を拠点とする犬・猫のレスキュー日誌

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