もう八年以上になるでしょうか…詳しくは過去の活動(参照)京都の多頭飼育崩壊、当時80頭ほどの犬が居た大変な現場でした。
毎日毎日暑い日も寒い日も犬の世話に通いつめ、いろんな事で思い悩んだ現場でした。 土地がなくなると言うことで犬達はこのままでは保健所行きだといわれ、あたしたちは最悪でも保健所での処分はさせないと心に誓い、最悪安楽死をしなければならないかもしれないと覚悟したあの時。
でも、京都から三重に犬達を移動する事ができ六年を経て犬たちも残り一匹となり、当時一番若かった子が最後の一匹となり今も数年頑張っています。
今はその時のお世話人の方がご自宅で普通の飼い犬としていつか近い将来来るであろう、最期の時まで一緒に居てくれることになってます。
この前、その[最後の一匹]のこうチャンが肥満細胞腫になって手術をうけたので、当時のメンバー4人と三重まで会いに行ってきたのです。
もう14歳になりますからね… 数年ぶりに会ったこうチャンは すっかり白髪だらけになり老けてしまって …
三重に月1で通って居た頃はあたしたちが行くと雄叫びをあげてあんなに喜んでお迎えしてくれてたのに…そんなこともすっかり忘れてしまったかのように…無表情で、知らない人たちが来たから嫌…みたいに外に出て犬小屋にこもってしまいました。
時の流れにすごい寂しさを感じました。
犬の一年がどんなに早いかということを…。
こうチャンは里親に何度か出されたことがありましたが、犬の群の中でずっと育ってきたこうチャンはとても普通の生活ができず、泣き叫び戻ってきました。
だからそれ以降にうちで少し、慣らしのために預かりをして様子見をしたことがありました。
頭のすごくいい子だったため、あたしが連れ帰った時は殆ど泣くこともなかった。
あの頃が懐かしい…。
こうチャンには、みんなの分も少しでも穏やかに長く生きてほしいと思います。
★物資ご協力のお願い
詳しくは
こちらの記事をご覧ください
***************************************
皆様からの温かいご支援をお願いしています。
是非大波の会ホームページもご覧下さい。