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大波の会 日記

続・元・山の犬シロの事

【注意】偽・大波の会が出没しています
詳しくはこちらの記事をご覧ください。

↓以下が日記の本文です↓

シロの件で話をしに病院へ行きました。
預かりさんとあたしと先生で30分くらい。

気になること
頼みたいこと
不安材料色々。


まず先生には
「もし先生が自分ちの犬だったならどうしますか?手術しますか?」って。
先生は、やっぱりしますねっていいました。

ただ、あたしは、先生に山の犬たちがどういう気質であって、どれほど普通の一般家庭の犬とちがうかを見てきたことがあるのか…

そこが問題だった。

あたしだって自分ちの犬だったら… って考えた。
そしてシロが自分ちの犬だったなら、、、とも考えた。

先生は、手術自体が五分五分といいました。
それは、シロの年齢からしての麻酔のリスク。
あたしは、いずれにしても手術はこれだけでしないだろうなって思った。
なぜなら、今絶対手術しないとシロがどうのこうのっていうものがないからです。

ならば …

今元気に見えてとても機嫌よくしているシロの明日を、わざわざ閉ざすかもしれない危険性はさけたかった。
今日元気なのに、明日は…っていう突然の事があり得るのが手術。

受けなかった場合は、多分その時はじわじわやって来る。
急に明日が閉ざされるわけでないはず。
ならばあたしは後者を選びたい。

第一、その腫瘍が悪性であるかどうかもわからない。

たまたま今回病院へ行くことが出来て検査できたから色々わかってしまったけど、あたしは前から シロには入院とかは無理だなって思ってたし、例え何か発覚したところでそれはあくまでもこちらがその病気を事前に知った上で覚悟をもって何が出来るかという、その時その時の対処療法をやっていくしかないなと思ってた。
そのための、痛くない、苦しくない、最低限そこだけ回避させるために何ができるか…。

シロは、普通の子ではない。

愛情一杯で育ち、虐待もされたことなく、悲しい思いも経験なく生きてきたふつうの子なら、どうってことのない日々の生活も、シロの預かりさんにとっては本当にたいへんだったはず。
もし、術後経過が悪く寝たきりになってしまったら…
あんまり食べなくなってきて、やれ薬だ通院だ… 介護だってことになってきたら、日頃お世話する奥さんはどうなるの?

あたしは、麻酔のリスク云々よりむしろ術後の退院の日数が気になったので、先生にシロの最短での退院として2日としてほしいと伝えた。
先生は、最低限一週間は出せないといった。
しかも絶対に。

この時点で、あたしはおそらくはシロは病院での食事なんて口を付けなくなって、預かりさんにもまた裏切られたと病んで、ストレスマックスで衰弱して急変するような気がしてならなかった。

山の犬だからおおよその検討がつく。

もちろんあたしの予測が外れたらラッキーだけど、当たればあたしは一生後悔しそうな気がした。
今、預かり様のお陰で、とってものんびりした穏やかないい生活をさせてもらってるシロの明日を 、もう少し継続させてやりたいの。
自分の意志で食べれて、自分の足で散歩に行ける。

暖かい寝床で安心して眠れる日々がある。

シロは幸せ。

他の死んでいったシロの仲間の分まで幸せを味わってほしい。
救えなかったシロの子供たち、、、
運命の分かれ道
今シロは人との生活を少しは思い出したはず。
辛いことの毎日があったであろう シロの過去は消せないけど、人との生活が悪くはないこと、わかってほしかったということ。
そして、それを実戦してくれたのが今の預かり様だったこと。
預かり様は、やはりシロには前向きに長生きしてほしいと願うがために、今回はじめ手術を受けさせてやりたいと言われました。

もちろんあたしだけの意見を押しつけることだけはしたくはなかったし、何よりシロを間近でお世話をしてくれているのはこのご夫婦お二人なんですから、できる限りの話をしてお互いに納得いく答えをだしたかった。

術後長生きさせたい…

よりも

今あるこの心地いい生活を変えてやりたくない…
という強い想いがあたしにはあったから…


お二人はまたあたしと分かれてから話し合ったそうですが、何とかそれに納得してくれました。

シロは手術はしません。

今後起こり得るなんかの時は、また先生にも相談をしながら話し合って決めていきたいと思います。
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【お礼】
S様、サプリメントありがとうございました。
森田様、物資ご協力ありがとうございました。
戸倉様、ご寄付ありがとうございました。
****************************************
皆様からの温かいご支援をお願いしています。
是非大波の会ホームページもご覧下さい。

by onaminokai | 2014-01-31 21:08 | 活動日記
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京都を拠点とする犬・猫のレスキュー日誌

by onaminokai
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